『アゲハ蝶』山子屋保育園

お部屋で飼っていたアゲハチョウの幼虫が、大きな大きな成虫になり、元気に飛びたっていきました。

一番最初に飼い始めた生き物は畑のキャベツについていたモンシロチョウの幼虫でした。

残念ながら、成虫になるまでに育ててあげられず…

その後、飼い出した幼虫も同じで。

再び、幼虫を見つけた際、クラスで話し合いに。

「大きくなるところ、見たいから飼いたい」

「お世話をしたいから、飼いたい」

「自然の中の方が大きくなりやすい」

飼いたくないと言うお友だちに、

「次はおいしい葉っぱを入れ替えしてあげること、気をつけようよ」

そうして、再び飼い始めたのが、アゲハチョウの幼虫でした。

モリモリ葉っぱを食べて大きくなる幼虫を、代わる代わる飼育ケースを覗き込んだり、

蛹になってからも、心配そうに見守る姿がありました。

朝、登園したらアゲハチョウの成虫を発見!

キレイな模様をつけた、大きな大きなアゲハチョウにびっくり!

「げんきでねー!」

「またきてねー!」

飛びたつ姿を見送くる子どもたちでした。

お世話する難しさと、達成感を味わうことができて、子ども達の心もひと回り大きくなったように感じました。